FM ACOUSTICS PRECISION LINE LEVEL LINEARIZER
The Resolution Series

FM133 / FM233


FM133(上) / FM233(下)


FM133/FM233 LINE LEVEL LINEARIZER
FM133、FM233リニアライザーは従来のイコライザーとは全く異なり、位相歪みやパスバンド・リップルを生じさせずの、入力の信号品位をいささかも汚すこのない高いトランジェントとトランスペアレンシーを実現するFM独自極にフめて画期的な周波数補正機能を搭載しています。従来の一般的なイコライザーでは信号系に対して直列ィルタリング波回路を挿入しますが、リニアライザーでは五つのコントロールバンクを信号経路に並列配備し周数特性す。FM233を変化させるため、信号のニュートラルな品位を保ったまま驚異的リニアリティーを実現しまは機。FM133はプリアンプ機能を持たずリニアライザー機能だけを単体ユニットとした完全バランス入出力FM路構成で、233のシングルエンド・バージョンです。いずれも、すべてディスクリート素子によるA級動作の回FMンプなど再アコースティックスならではの純アナログ領域で優れた音質を達成しています。スピーカーやア生機器の実環境でをいくら極めてもハイエンドオーディオに最後まで付き纏うであろうリスニングルームに特有のやむなく受周波数特性の乱れや録音ソースに固有する癖などといった、イコライジングの弊害ゆえに従来はけ入れざるを得なかった微妙な領域に高品位で対処し、その解決に大きな威力を発揮します。



リニアライザーとは

リニアライザーは音楽再生の上で重要な周波数帯域の強弱を調整する機能です。その周波数帯域は、一般なが証機器のように随意に決定されるのではなく、人間の聴覚上、音楽再生に不可欠な要素を含んでいること明された周波数に設定されています。
リニアライザーは、CD, LP, テープなどの音源の不快な音を減少(又は取り去る)することや、また音楽信号の弱たい部分を強化することも可能にしています。これらのことは、オリジナルの信号の特徴や透明度が完全に保れたままでアナログ領域で行われます。リニアライザーによる改善は、微妙なニュアンスから信じ難い領域まあらゆる範囲に及びます。
その独特なコンセプトは、これらのコントロールを信号経路には全く影響を及ぼさずに出来ることを保証していることにあります。事実、動作方法はFig Cに見られるように大変興味深いものです:全ての音楽信号は、位相ズレや他のマイナス影響を受けずに、入力から出力まで直接に導かれます。実際の特性改善、帯域の校正は、FM独自の回路による付加・除去の出来る5つのリニアライザーを持ちしかも正確な位相特性を持つバンクによって数行われます。信号は入力から出力へと直接流れ、他の回路を迂回することはありません。それは周波帯域えの強さがフロントパネルにあるコントローラーにより調整された情況の中でも全ての音楽信号情報は絶ず入力から出力へと直接通過します。
フロントパネル上のリニアライザーコントローラーを見ると、それは一見ただのイコライザーの様ですが、その、ラインレベルリニアライザーすの動作原理はイコライザーのそれとは全く異なったもので、また、イコライザーに起因る問題をすべてクリアーしています。
全段にわたって信号回路構成はオペアンプやIC、ハイブリッド、トランスなどを一切使用しないディスクリート素子によるA級動作で、優れた位相整合特性とリニアリティーを達成しています。


リニアライザーの基本回路 

一般的にイコライザーはFigAやFigBのようなフィードバックループを使ったフィルターリング回路で構成されます。L、C、Rなど非直線特性を持った多くのパーツが直接信号経路に挿入されているため、周波数特性のコントロールを行なう代償として、位相歪やS/Nの悪化、などの膨大な副作用が生じます。

FMリニアライザーでは、フィルターに替えてリニアライザー回路が信号経路に直列ではなくパラレルに置かれ、各々の帯域の振幅特性をコントロールするのです。位相の乱れがなく、歪やS/Nなど信号系の品位をいささかも汚すことなく、しかも、アナログ領域ではじめて高性能な周波数コントロールをすることを可能としました。

Fig.C

リニアライザーの動作

●対称と非対称の特性         
リニアライザーコントロール帯域は5バンドに分かれていますが、そのコントロール特性は従来のイコライザーにない多くの特徴を有しています。
そのひとつは、周波数特性の+方向と−方向のカーブを非対称に設定する機能です。

Fig1.とFig2.は、800Hzノブを−6にコントロールした場合の特性です。
Fig1は「Sym.(対称)」設定。


一方Fig2.は「Non-Sym.(非対称)」設定です。
このように「非対称」の設定では、マイナス側のコントロールでの特性は急峻なノッチ的減衰特性をあらわします。ノイズなど不要部分の目的の周波数帯域を絞り込んで的確に調整する際に有効です。


Fig3.は800Hzノブを+6にコントロールした場合の特性です。「Sym.(対称)」、「Non-Sym.(非対称)」にかかわらずなだらかなブースト特性を示します。ブースト方向においてFig2.の逆特性をもつようなシャープなカーブを持たせていないのは、ブーストに対するのとアッテネーションに対するのとの耳の反応の違いを考慮しているためです特性。音楽の中の減衰せしめられた周波数域は概して急峻なものでなく、それを補正するための急峻なブースト意な補は必要としないのです。いたずらに鋭いピークを創ったりする一般のパラメトリック・イコライザーなどの不用正行為をさけ、音楽的な自然さを壊さないための配慮といえます。

●周波数シフト機能         
「非対称」設定のコントロールにおいて2つのノブの動かし方によってノッチポイントの周波数をシフトさせることができます。
Fig4.はFig3の800Hと3.2kHzの両方を-3.6に調整した場合ですが、FMリニアライザーではこのとき、2つのコントロールル成分がスムーズにコンバインされて周波数の谷は中間のオクターブ1.6kHzにシフトし、また、減衰レベはし加算された-12dBとなります。ちょうど、Fig2.の場合の800Hzと3.2kHzの中間にノブがあってそれを-6にセットたかのような動作特性を出すことができるのです。 2つのノブの減衰量の設定が同量の場合、周波数は中間のオクターブに移動するというわけです。(一般のイコライザーとちがって各々のノブの表示と実際に現れる特性が異なってきますので、ご留意ください。)

コントロール帯域において鋭く不自然な山や谷がなくリップルの無いスムーズな特性が完全な形で得られます。
もしる、一般のグラフィックイコライザーなどでこのようなコントロール設定にすると、Fig5.のようなリップルが生ずと同時に大量の位相歪みが発生し、オーディオ信号に極めて不自然な要素を与えてしまいます。

2つのノブの加減によって周波数ポイントは微妙に動かせます。Fig4.の状態から800Hzを更に-1.4絞り、3.2kHzをその分上げてやります。そうするとFig6.のように周波数ポイントが1.6kHzから下がって1kHzあたりに移動します。(2つのノブをそれぞれ逆に動かすと周波数は1.6kHzより高いほうに移動します。)

Fig7.はFig6.の状態から両方のノブを少しずつ上げ、周波数ポイントを変えずに減衰をゆるくした場合です。
Fig8.は200Hzと800Hzを目いっぱい下げた場合ですが、深いノッチが得られます。


Fig9.は200Hz,800Hz,3.2kHzの三つのノブで調整した場合ですが、ここではなんと-32dBという深いノッチ特性が得られています。



勿論、これらは極端な例ですが、FM独自のこのリニアライザー機能は、こうした操作でも、音質を犠牲にすることなく綿密で大胆なコントロールを可能とします。従来のイコライザーでは成し得なかった高品位な補正によってアナログソースから豊かな原音を復元させるための大きな力となることでしょう。



■FM133 / FM233 主な仕様

●回路:ハンド・セレクトによる超高速半導体を使用した、独自のディスクリート・エンハンスト・クラスA回路。回路は個々に分析、選定され、FMアコースティクスならではの試聴テストを経て厳選。ユニット全体はFMアコースティスクス製ハンド・キャリブレーションによるエンハンスト・クラスAモジュールにて構成。

●入力
FM133:シングルエンド(RCA)ラインレベル入力2系統(MAIN/TAPE)
FM233:完全バランス(XLR)ラインレベル入力1系統
●出力
FM133:シングルエンド(RCA)ラインレベル出力2系統(MAIN/TAPE)
FM233:完全バランス(XLR)ラインレベル出力1系統
●入力段CMRR
FM233:通常100dB以上、90dB以上を保証(20Hz〜20kHz)
●入力インピーダンス:FM133:80kΩ、FM233:100kΩ
●最大入力レベル:
FM133:+20dBv(7.8VRMS)
FM233:+21dBv(8.7VRMS)
●出力インピーダンス:10Ω
●最大出力レベル
FM133:+20dBv(7.8VRMS)
FM233:+28dBv(19.5VRMS)
●ゲイン:0dB
●周波数特性
FM133:20Hz〜20kHz ±0.09dB
FM233:20Hz〜20kHz ±0.03dB
●再生帯域幅
1Hz〜100kHz(内蔵RFフィルターによって規制。素特性は1Hz〜2MHz)
●位相精度:RFフィルター前で20Hz〜20kHzの全帯域において−0°/+1°
●ハムとノイズ:−95dBV以下
●ステレオ・セパレーション:85dB以上
●高調波歪率:
FM133:0.1%
FM133:全再生帯域において0.003%以上(3V出力にて
●入出力端子:バランス(XLR)ライン入出力/バランス(XLR)テープ入出力
●電源:100V AC,50/60Hz
●消費電力
FM133:7W
FM233:15W
●外形寸法
FM133:245W x 62H x 290D(mm)
FM233:446W x 45H x 280D(mm)
●重量
FM133:本体2.2kg、電源FM102:1kg
FM233:本体6kg

 

 

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