Krell 25th year anniversary model
Evolution
One
Monaural Power Amplifier with
Separate Power Supply
常にその時代にあってトップエンドのクォリティーを、そして、ドライバビリティーを求め続けてきたクレル・パワーアンプ。1980のデビュー作、純A級のKSA-100に始まり、1987年の超弩級アンプKRS-200、1990年のKSA-250を経て1992年にはかの名機KASを、そして1998年にはバランス回路を極め徹底した動作パラメーターの管理で安定化を図り、かつ電流増幅/伝送をも確立したFPBと最高傑作MRAなどの代表作を、敢然とクレルは世に送りだしてきました。そこには、俊敏なレスポンスと揺るぎないパワーを両立させるクレル・フィロソフィーの時代と共に成熟してきた姿が如実に現れています。そして今、25周年を迎えたクレルは、その軌跡を集大成する新時代のフラッグシップ機
“ Evolution One “ を遂に完成させました。KASのスタイルを蘇らせた完全モノーラルの別電源構成、FPB/MRAを継承し発展させた増幅回路、求めうる最高の素材で組み上げた理想的なアンプデザイン、そこに、巧みな技と感性が新たに息づいています。バックライトが幻想的に照らし出すパワーメーターと、非共振設計を極めた美しいアルミニウム素材のフロントパネルとシャーシーが独特の質感を放つ“Evolution
One“。動作回路には最新のカレントモード・トポロジー、サスティーン・プラトー・バイアスシステム、CAST入力など、最も進化したクレルのアンプ作りのノウハウとテクノロジーがそこに凝縮されています。そのパワーは8Ω負荷でA級450W。強靭なレギュレーテッドパワーサプライと豊富なパワーデバイスによって如何なるスピーカーをも完璧にコントロールする揺るぎないドライバビリティーとディテールの表現力がパワーアンプを未知の次元に誘います。
[ テクニカル・フィーチャー ]
“Evolution One“モノーラル・パワーアンプは、クレル独自の電流ドメイン回路技術によりオリジナル音楽信号の純度をそのまま維持しながら無制限といえるほどの非常に大きな電流を供給する能力を有しています。その強大なパワーを極めて安定に働かせるため、アンプの動作パラメーターはデジタルマイクロプロセッサーとアナログベースのセンサー/コントロールシステムによって継続モニターされ、リアルタイムで自動調整されます。KASから出発しFPBに受け継がれさらに進化した、ずば抜けたダイナミック特性と音楽性を音にもたらすクレルならではの緻密な制御機構です。入力部には電流入力のCAST端子、電圧入力のバランス入力端子を装備。電源を別筐体としモノーラル構成とした美しいカスタムメイド・アルミニウムシャーシとバックライトで照らし出される高精度パワーメーターをもつフロントパネルは内部パーツに対する無共振設計を施しています。
[ 入力から出力のすべてをクラスA、バランス・電流モード・ゲイン回路で構成
]
●電流オーディオ入力信号(CAST)はそのままの電流モードで、一方、電圧オーディオ入力信号はアンプの入力段で電流に変換され、アンプ最終出力段まで電流ドメインの状態を維持し増幅されます。通常のアンプ回路における電圧増幅回路に比べて、この電流増幅は、ノイズ、過渡特性、リニアリティー、スピード、エネルギーなど、音楽信号に重要なファクターを大幅に改善します。
●電流信号増幅のすべてのステージはマルチ出力カレントミラー回路によって構成され、オープンループ・リニアリティーが格段に優れています。
●最終ゲインステージでのカレントミラー回路には36ペアのハイスピードトランジスターが使われていますが、それはもともと広帯域を必要とするビデオ回路用に開発されたものを使用しています。その結果、これらのトランジスターは増幅段に素晴らしい正確性と低歪率をもたらしています。
●信号経路は入力から出力までフルコンプリメンタリー、フルバランス回路構成となっています。しかもすべてのトランジスターは“A”級動作となっています。
●最終ゲインステージの出力インピーダンスは、通常のパワーアンプの最終ゲインステージのそれと比較して約100分の1の低インピーダンス特性を実現。超ワイドバンドで極めて低いデストーション特性が得られています。
●アンプにはグローバル・フィードバックは一切使用されません。最終ゲインステージにのみ、わずかに8dBのローカルフィードバックがかけられますが、これは通常のソリッドステートアンプと比較して約500分の1という低い値に止まっています。その結果、艶やかで素晴らしく広がりと伸びのあるサウンドが得られています。
●ホット側とコールド側に各々独立させたコンプリメンタリー構成によるプリドライバーとドライバーステージの出力トランジスターは、アウトプットステージの特性を素晴らしく高速でリニアーにし、且つ低インピーダンス負荷や変動負荷に対する極めて安定した動作を確保します。
●ドライバーとアウトプットステージには150V、14アンペア、50MHzのハイスピード・大容量のパワートランジスターが28ペア組み込まれ、排熱効率の高い新設計ヒートシンクにマウントされています。
[ 完璧な安定化電源供給を果たす強力なレギュレーターをアンプ筐体内に搭載
]
●全てのレギュレーターをパワーアンプ側のシャーシー内部に配置することで、オーディオ回路に対する超低インピーダンスでの電源供給を実現しています。
●アンプのローレベル増幅回路とゲインステージ回路に供給される電源は2重のレギュレーションが施されます。メインAC電源変動から完全に遮断された、事実上ノイズフリーな電源供給を実現しています。
●ハイカレントレギュレーターのドライバーと出力ステージには、アンプの出力段に使われているものと同じ強力な高性能パワートランジスターが14ペア使われています。
●アンプ出力ステージ用の大電流レギュレーターは、フルコンプリメンタリー回路によるゲインステージと出力ドライバーによって構成され、いかなる出力においても厳格にその要求に応えて揺るぎないワイドバンドと低インピーダンス出力を保持することのできる高電流を供給します。
●全てのレギュレーターはカレントモード回路で構成され、ワイドバンドで低出力インピーダンス特性を獲得。負荷インピーダンスの変動による影響を全く受けません。
[ 先進的なマイクロプロセッサーコントローラによる精密プロテクション
]
●もし、安全なレベル範囲を超えたDCがアンプに入力するようなことがあった場合には、プロセッサーが直ちにそれを検出し、自動的に入力ラインを直結からDCブロッキング・キャパシター回路に切り替えDCを遮断。アンプの入力ステージやスピーカーをダメージから未然に防ぎます。
●負荷インピーダンスをリアルタイムで測定しパワーアンプおよびパワーサプライの動作性能を最適・最高度に保ちます、またスピーカー端子がショートサーキットとなった場合にはそれを即座に検出し、瞬時にアンプをオフにして破壊から保護します。
●レギュレーター出力電圧をモニターすると同時に出力ステージのバランス正・負の二回路の対称性をも厳格にモニターします。
●3個のメインヒートシンクの動作温度は常に温度センサーでモニターされ、もし、いずれかのヒートシンクの温度が規定以上に熱くなりすぎると、アンプとパワーサプライの動作パラメーターを調整し回路の温度低下をサポートします。また、もしヒートシンクの温度が安全範囲を超え危険な状態になった場合にはアンプを強制的に遮断し温度が下がるまで待機します。
●各部の保護回路にもし問題が発生した場合には、マイクロプロセッサーがスタンバイLEDを点滅させ診断メッセージを表示します。
●フロントパネル・パワーメーターは出力の電圧と電流の実効値がマイクロプロセッサーによって正確に測定され真の出力パワーを表示します。
[ 高速高精度を誇るデュアル・バイアスコントロールシステム
]
●スムーズで最高性能を発揮する新しく再設計された12ステップ・サスティーンド・プラトー・バイアス・システムを搭載。サスティーンド・プラトー・バイアスはいかなる出力レベルにおいても完全なA級動作を行ないながら消費電力を適正化するクレルがKASで確立した可変バイアスシステムですが、数段階のバイアスステップを設けることで、それ以前の無段階連続可変方式に比べ動作の安定性を飛躍的に高めています。バイアスステップの切替は、出力動作よりも早く入力信号レベルを検出するセンサーと、負荷と出力に応じたバイアスステップを予測演算するアンティシペーター回路によってバイアスを深くかけるタイミングでは瞬時に、その出力が成される前に行なわれ、そのステップを維持します。一方、レベルが下がりバイアスを浅くするときは、時間差を置いてゆるやかに元に戻すという巧妙な動作を行なわせます。音楽信号の激しい変化に対してA級動作を全く損なうことがなく自然な追随を果たします。
●サスティーンド・プラトー・バイアスのコントロールシステムは出力トランジスターにかかる実際のバイアス電流を極めて正確に連続測定するアナログセンサーとそれをフィードバックしてデータと取り込み瞬時にバイアスを適正値にコントロールするCPUの二つのシステムによって行なわれるため、一般的な温度補償、キャリブレーションを不要のものとしています。
[ 静寂でパワフルな別電源ユニット ]
●大電流のジョイントコネクターでアンプ本体と連結される別筐体の電源ユニットには、電源広帯域にわたる電気的シールドと磁気シールドが施され、センシティブなアンプ回路をそれらの干渉から完全に遮断します。
●内臓の高性能ラインコンデショニング回路によってAC電源のRFノイズをフィルタリングすると同時に不均整な電源波形とDC成分を補正します。
●ローレベルステージおよびゲインステージとコントロール回路の電源には出力段のトランスとは別に6系統の二次側巻き腺をもつ専用165VAのトロイダルトランスを搭載。出力変動にびくともしない安定した電源を供給します。
●ハイカレント・レギュレーターおよびアンプの出力ステージ用の電源には2個の強力な2100VAトロイダルトランスを搭載。8個の35アンペア整流回路と12万μFのフィルターコンデンサーが強靭なパワーを供給します。
Evolution One
[ 主な仕様 ]
周波数特性:20Hz〜20kHz(+0dB、-0.05dB)、0.6Hz〜220kHz(+0dB、-3.0dB)
S/N:118dB(A-weighted)
ゲイン:25.8dB
歪率:0.01%以下(1kHz, @450W, 8Ω)、0.1%以下(20kHz,
@450W, 8Ω) 入力インピーダンス:100kΩ(バランス)、50Ω(CAST)
入力感度:3.08V RMS(バランス)、3.08mA RMS(CAST)
実効出力:450W RMS(8Ω)、900W RMS(4Ω)、1800W
RMS(2Ω) 出力電圧:170Vp-p、60Vrms 出力電流:57A
peak
スルーレート:100V/μs
入力端子:バランス1系統(XLR)、CAST 1系統(4pinバヨネット)
スピーカー出力端子:1系統 消費電力:225W(スタンバイ時)、300W(アイドリング時)、3600W(最大)
外形寸法(幅×高さ×奥行):400×158×547mm(アンプシャーシー)、400×161×522mm(パワーサプライシャーシー)、400×316×547mm(スタック時)
重量:24.9kg(アンプシャーシー)、43kg(パワーサプライシャーシー)
※改良のため仕様は予告なく変更することがあります。(2005.8)
Krell
25th year anniversary model
Evolution
Two
Monaural
Preamplifier with Separate Power Supply
魅惑的な幾多のパワーアンプと同様に、あるいはそれ以上に、クレルが作るプリアンプには感性を擽る音のエッセンスが息づいています。1980年代を彩ったPAMシリーズ、モノーラルの精緻なデザインを誇ったKRS、1990年代のKBLやKSLとKRCなど多くの名機が、そしてまた、アキュラシーとドライバビリティーの頂点を目指すクレルの最新技術CASTをフィーチャーした現代のKCTが、それぞれにそれを物語ります。そして、今25周年を迎えたクレルは感性の新たな次元に挑みます。フラッグシップ・プリアンプ
“ Evolution Two “ の完成です。プリアンプ本体とパワーサプライの合計4つのハンドマシーンド・ソリッドアルミニウム筐体で構成されるモノーラル機のそれは、複数を完全同期させたコントロールを可能とし、いかなるボリュームレベルの設定でも完璧にフラットな周波数レスポンスと位相整合をもたらします。PAM-2、KRSのスタイルを現代に蘇らせ、KCTを継承しつつ発展させ極めつくした増幅回路に、求めうる最高の素材を投入して組み上げられた“
Evolution Two “。プリアンプの新しい基準がここからスタートします。
[ テクニカル・フィーチャー ]
[ ゼロ・フィードバックのバランス電流モード・デザイン
]
●入力から出力までのすべての信号経路をフル・コンプリメンタリー、フル・バランス回路で構成。全てのトランジスターは純クラスAで作動します。
●CAST(電流)入力を装備。新たにデザインされたカレントモード・バランス・入力ステージが独自のトポロジーによってコモンモード・インプットノイズを桁外れのバンド幅にまで押し下げます。
●バランスとアンバランスの(電圧)入力はダイナミック・カスコード構成のJFET素子によるバッファー回路でバランス電流信号に変換され、そのまま後段の電流増幅回路に送られます。この入力回路は極めて優れたオープンループ・リニアリティーと非常に高い入力インピーダンスが得られ、入力への負荷影響を及ぼすことも一切ありません。
●オーディオ信号はプリアンプの全段において電流ドメインを維持します。CAST出力端子にはダイレクトに電流出力が送られ、アンバランス、バランスの電圧出力端子に対してだけ、それは電圧ドメインへと再変換されるのです。
●電流ゲイン回路はすべて独自のマルチプル出力カレントミラーで構成。他の回路設計と比較して500倍近く優れたオープンループの直線性を獲得。
●ネガティブ・フィードバック(NF)はプリアンプのいかなる部分にもまったく使用しておりません。“
Evolution Two “ の回路はまったくNFを必要とせずに、1MHzを超えるオープンループバンド幅でオープンループ歪みの平均0.005%(100万分の50)という優れた低歪率特性を実現し、広大で深いイメージと素晴らしい開放感を音に与えます。
[ 完全バランス・ボリュームコントロール
]
●完全バランスのボリュームコントロールには、高精度抵抗をディスクリートで16ビットのラダー型に組み、接点抵抗が極めて低く高いリニアリティーをもつソリッドステートスイッチでそれを切り替えという贅沢な回路構成を採用。ソリッドステートスイッチをコントロールする信号は電気的に絶縁された光カップラーによって駆動され、ノイズ低減と信号精度を最高レベルで達成しています。
●ボリュームは電流モードで作動するため、電圧モードのボリュームに比べて設定値の違いによるインピーダンス変化を実質的に無視することができ、セッティング位置の違いによるプリアンプ回路のバンド幅やトランジェントレスポンスを変えることなくレベルだけを変える事が可能です。いかなるレベルでも、失われることのないバンドワイズ、漆黒の静けさの中から浮かび上がってくるような高いS/N感を音楽にもたらし生き生きと再現します。
●ボリューム・ディスプレーは数字(0〜151)またはdB(−∞〜+12.0dB)の切り替えが可能です。
[ 高品位設計のファンクション ]
●信号切替えのためのリレーには、すべて金メッキ・ダブルコンタクトの密封型を使用。接触ロスがなく信号の純度を高精度で保持します。また、入力リレーとフロントエンド・リレー間は、選ばれていない不要な入力に対してはリレー間のパターンをグランドに落とす“T”状結線とすることで、入力信号間のクロストークを徹底排除しています。
●ファンクションコントロール各部へのコントロール用デジタル信号パスはアナログ信号経路から完全に分離させています。また、コントロール回路の要所要所に光カップラーを搭載し、コントロール・デジタル信号はアナログ回路から電気的に完全に遮断され、アナログ信号への干渉をシャットアウトしています。
●“ Evolution Two “は2系統のテープ出力バッファーを持っています。1つはメイン入力信号切り替えにリンクした信号を送り出し、そしてもう一つは独立して信号が選べます。2系統の信号を別々に2系統のテープ出力端子へ信号を送り出すことが可能です。これら2つのTape
Outはバランス、アンバランスの両出力を備えています。
●アンバランス入力4または、バランス入力3はユーザー設定によってテープモニター入力端子としてカスタマイズすることが可能です。
[ 先進的マイクロプロセッサーコントロールとカスタムソフトウエアー
]
●デジタルネットワーク・リンク機能を装備。複数台の“
Evolution Two “プリアンプをリンクさせボリューム操作や入力切替をまるで一台のプリアンプのように同時にコントロールすることが可能です。通常の2チャンネル・ユースはもちろんのこと、例えば、6台以上の“
Evolution Two “を“デイジーチェーン”でリンク接続し、ホームシアター・システムやマルチゾーン・システムのために一括操作をする事も可能です。
●デジタルネットワーク・リンクは、1台のプリアンプで行なったユーザーセッティングを、接続されたすべてのプリアンプに対して“クローン”化し同一設定にカスタマイズします。また、同様に、アップグレード・プログラムをインストールする際にも、デジタルネットワーク・リンクを通して他の複数台にも同時にインストールが行なえます。
●リンクされたいずれかのプリアンプでもし出力DCレベルが規定値を超えるような事態が発生すれば、ハイスピードの洗練されたプロテクション回路によって直ちに出力回路をミュートし、DCの発生箇所をトレース、診断メッセージをメインディスプレー上に表示します。
●マイクロプロセッサーはパワーONの後、プリアンプ内部の全ての回路が正しく動作状態であることを確認し、そして各々のプリアンプにインストールされているソフトウエアーの互換性を確認します。
●入力ソースのネーミング、入力ごとのゲイン設定、シアタースループットの設定、ディスプレーの明るさ、12Vトリガー出力ON/OFFの設定など、カスタマイズが自在です。
●コントロール系の多彩なフレキシビリティー:RS-232,
12 V, ベースバンドRC-5入力そしてプログラムリモートの為のIRトランスミッターなどのコントロール・インターフェースを装備しています。
[ セパレート電源 ]
●独立した別筐体の電源部は広帯域にわたる電気的シールドと磁気シールドが施されセンシティブなプリアンプ回路をそれらの輻射干渉から完全に遮断します。
●内臓のラインコンデショニング回路はAC電源のRFノイズをフィルタリングすると同時に非均整な電源波形とDC成分を補正します。
●アナログステージ専用の電源には170VAの強大なパワーをもつトロイダルトランスが搭載され、4個の8アンペアブリッジ整流回路と39,600μFのフィルターコンデンサーをドライブします。一台の
“ Evolution Two “プリアンプの電源容量は、実に標準的なステレオパワーアンプの電源数台分にも匹敵するゆとりをもっています。
●アナログステージ用のメインレギュレーターは”Evolution
One”パワーアンプの出力ステージに使われた構成をそのままプリアンプ用としてスケールダウンさせリデザインしています。フル・コンプリメンタリー構成の電流モード動作を行なうゲインステージと出力ドライバーステージの広大なバンド幅と低出力インピーダンスそして高電流供給能力などのアナログステージで要求されるすべてに応えそれを凌駕する強靭なレギュレーターです。
●メインアナログレギュレーター回路のドライバー段と出力段には150V、8アンペア、40MHzという大出力で優れたリニアリティーをもつパワートランジスターを5ペア投入。極めて安定した大電流供給を可能としています。
●アナログステージ用のトランスと別に、デジタル・コントロール回路専用として三つの独立した二次巻線を持つ90VAトロイダルパワートランを搭載。
●コントロール回路用のレギュレーターには超安定性ボルテージリファレンスチップとメインアナログレギュレーターと同一のデスクリートハイカーレントドライバーと出力トランジスターが使われています。
●アナログステージ用メインレギュレーターの後段に位置し各アナログステージに電力を供給するローカルの2次ボルテージレギュレーターは超静粛で超安定性を保つサプライレールにマウントされ、アナログステージの各々が完全にアイソレーションされています。
●プリアンプをスタンバイ状態にすると、全てのアナログステージは動作時と同じバイアス電流値で動作が継続しますが、供給電圧は30%引き下げられます。この結果30%消費電力が縮小され、且つ使用前のウォームアップを不要にしています。
Evolution Two
[ 主な仕様 ]
●入力端子:バランス3系統(XLR)、シングルエンド4系統(RCA)、CAST
3系統(4pinバヨネット)
●テープ入力端子:バランス1系統(XLR)または、シングルエンド1系統(RCA)
(B-3またはS-4いずれかに割当て)
●メイン出力端子:バランス1系統(XLR)、シングルエンド1系統(RCA)、CAST
2系統(4pinバヨネット)
●テープ出力端子:バランス1系統(XLR)、シングルエンド1系統(RCA) (専用バッファー搭載)
●コントロール入力端子:RS-232 1系統(9pin
Dsub端子)、リモートIR端子1系統(3極3.5mmΦミニジャック)、12VDC
トリガー入力端子1系統(2極3.5mmΦミニジャック)、プリアンプリンク端子1系統(RJ-45コネクター端子)
●コントロール出力端子:12VDCトリガー出力端子2系統(2極3.5mmΦミニジャック)、プリアンプリンク端子1系統(RJ-45コネクター端子)
●KPEフォノアンプ用ファントム電源出力:±20VDC(9pin
Dsub端子)
●入力インピーダンス:40kΩ(バランス)、20kΩ(シングルエンド)、35Ω(CAST)
●出力インピーダンス:250Ω(バランス)、125Ω(シングルエンド)、>1MΩ(CAST)
●ゲイン:12dB(バランス、CAST)、6dB(シングルエンド)
●ボリュームコントロール:バランス/電流モード/16bit分解能・ディスクリートR-2Rラダー構成
●最大入力レベル:9V RMS(バランス)、18V RMS(シングルエンド)、11mA(CAST)
●最大出力レベル:20V RMS(バランス)、10V
RMS(シングルエンド)、22mA(CAST)
●周波数特性20Hz-20kHz±0.01dB、0.2Hz-1.3MHz+0,-3dB(バランス/シングルエンド)、0.2Hz-2MHz+0,-3dB
(CAST)
●歪率(THD+NOISE):0.003%以下(20Hz-20kHz, 4V
RMSバランス出力時)、4mA RMS(CAST)
●S/N(対バランス4V RMS出力/CAST4mA RMS出力):97dB(unweighted)、104dB(A-weighted)
●消費電力:50W(スタンバイ時)、80W(ON時)、90W(KPE接続ON時)
●外形寸法(幅×高さ×奥行):438×95×470mm(プリアンプ)、438×95×438mm(パワーサプライ)、
438×185×470mm(プリアンプ&パワーサプライ1chスタック時)、
438×371×470mm(プリアンプ&パワーサプライ・ステレオ・スタック時)
●重量:9.5kg(アンプシャーシー)、14kg(パワーサプライ)
※改良のため仕様は予告なく変更することがあります。(2005.8)
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