Evolution 600
MONAURAL POWER AMPLIFIER

Evolution 600
MONAURAL POWER AMPLIFIER

SILVER VERSION


クレル独自のサーキット・デザイン「アクティブ・カスコード」が全面進化を促す
エヴォリューション新シリーズ、Evolution 600モノーラル・パワーアンプ。


俊敏なレスポンスと揺るぎないパワーの両立。クレルが追い求めてきたパワーアンプの理想はいくつもの時代の名器を生んできました。デビュー作KSA-100から、KAS、FPBシリーズ、MRA、25周年記念モデル“Evolution One”など、それらは、それぞれのモデルで独特の回路コンセプトを構築し、ついには電流増幅/伝送を確立してゆく過程でもありました。そして今、クレル独自のカレントモード・アクティブ・カスコード・トポロジーを全面投入した“Evolution”新シリーズ・モノーラルパワーアンプEvolution 600の登場です。CAST入力搭載、Evolution 402の2チャンネルをパラレル/モノーラル化した強靭なパワー
セクションと強大なパワーサプライが生み出す極めてリニアリティーに優れた出力パワー600W/@8Ωが、いかなるスピーカーをも完璧にドライブ・コントロールする揺るぎない能力と豊かなディテール表現力を達成し、しなやかで、ダイナミックに、音楽を生き生きと再生しつくします。

アクティブ・カスコード・トポロジー
フロントエンドから出力ステージに至る全段に投入されたクレル独自のアクティブ・カスコード・トポロジーは、一般的なカスコード構成に比べてリニアー領域が極めて大きくとれ、大電流を扱うことが可能です。この構成によって、初めてSEPP出力段の高品位化を図ることに成功しました。また、このアクティブ・カスコード構成はグローバルフィードバックを排除し、わずかにゲインステージのみのローカルフィードバックだけで、圧倒的な超広帯域を大電流かつ低歪率でカバーします。

デュアルステージ、クラスAカレントモード、アクティブ・カスコード・カレントミラー構成によるフロントエンド
最も小さなレベルの信号を扱うフロントエンドは、その質が後段に確実に影響するため、歪と位相の乱れの少なさが高音質を決定する最重要ファクターとなります。一般的には、フィードバック・テクニックを使ってこのステージでの歪などのエラーを回避しようとしますが、しかし、それは逆に音質にとって位相など別の悪影響を及ぼします。クレルはフィードバックを用いることなくこのステージに要求される極めて広いバンドワイズとリニアリティーをユニークなクラスAアクティブ・カスコード・トポロジーによるカレントミラー電流モード増幅回路によって実現しました。XLR端子からの電圧入力は初段のV/I変換バッファーによって電流変換され、また、CAST端子からの電流入力は初段の電流入力バッファーを経由して、まず一段目のカレントミラー回路に入り、次いで、二段目のカレントミラー回路によって次段プリドライバーを駆動するに十分な電流レベルにまで入力信号を歪めることなく忠実に増幅します。

プリドライバー、ドライバー、出力ステージ
プリドライバー/ドライバー・ステージにおいてもクラスAアクティブ・カスコード・トポロジーによるディスクリート・カレントミラー電流モード増幅が貫かれます。特にドライバー構成は出力ステージ同様のコンプリメンタリー・シングルエンデッド・クラスAプッシュプル(SEPP)を採用。このステージの出力インピーダンスは、通常のパワーアンプのそれと比較して約100分の1の低インピーダンスを実現。超ワイドバンドで極めて低い歪み率、強大な出力ステージを支える強靭なドライブ力を誇ります。グローバル・フィードバックはゼロ、一般アンプの約500分の1の量の極僅かなローカルフィードバックによって、最上の位相特性、艶やかな伸びと広がりがもたらされます。ドライバーと出力ステージのパワートランジスターは、59の小信号バイポーラ・トランジスターを1ペレット上にパラレル配備する複合素子LAPT。1個で150V、14Aの大容量、50MHzの超広帯域増幅を可能とする優れたデバイスです。これをドライバーに10ペア20個、出力に28ペア56個を投入し排熱効率の高い新設計ヒートシンクにマウント。最大49A、2400W@2Ωの大出力を圧倒的なリニアリティーでカバーし、同時に、高S/N、高速過渡応答など、音楽信号に大切なファクターを劇的に改善しています。

強靭なパワーサプライと電圧降下を防ぐ出力ステージのための準レギュレーターを搭載
シールドコンパートメントに収容された2,750VAの巨大なトロイダルトランス2個、35Aのブリッジ整流器と132,000μFの平滑キャパシターを搭載。5000Wを超える大電力を供給する圧倒的容量を誇ります。全てのレギュレーターは適用回路に近接配備され、DC電源ラインの超低インピーダンス化を、ローレベル増幅回路とゲインステージ回路に供給される電源にはさらに2重のレギュレーションがなされ、超低ノイズ電源供給を達成。また、特に出力ステージには、負荷要求に瞬時に応えて電圧をドロップさせない強力な準レギュレーターの搭載で、強大なパワーを極めて安定的に働かせます。そして、さらに高性能ラインコンデショニング回路を装備することで、AC電源のRFノイズをフィルタリングすると同時に不均整電源波形/DC補正を行いクリーンな電源供給を実現しています。

マイクロプロセッサー・コントロールによる音質を妨げない高速プロテクションサーキット
アナログセンサーとマイクロプロセッサーによる高速プロテクション・サーキットを搭載。入力・出力の異常DC成分、過電流、温度、AC電源の状態を常時監視し、異常時には、瞬時に電源供給を遮断しアンプとスピーカーを保護します。また、負荷インピーダンスがリアルタイムで監視され、仮に出力がショートサーキットになった場合でも瞬時にアンプをシャットダウン、また、メインヒートシンクの動作温度も常に温度センサーでモニターされ安全範囲を超えた危険な状態になった場合にはアンプを強制的に遮断するなど、出力/スピーカー間にリレーやヒューズを使用することなく作動するこの回路は出力信号純度を損なうことがありません。

Evolution 600
MONAURAL POWER AMPLIFIER

BLACK VERSION


■KRELL Evolution 600
主な仕様

●実効出力:600W RMS(8Ω)、1200W RMS(4Ω)、2400W RMS(2Ω)
●出力電圧:196Vp-p、69V RMS
●出力電流:49A peak
●スルーレート:100V/μs
●出力インピーダンス:0.03Ω以下(20Hz−20kHz)
●ダンピングファクター(@8Ω負荷):270@20Hz−20kHz
●周波数特性:20Hz〜20kHz (+0dB、−0.18dB)、0.5Hz〜120kHz (+0dB、−3.0dB)
●S/N:119dB(A-weighted)
●ゲイン:25.4dB
●歪率:0.02%以下(1kHz、@600W、8Ω)、0.15%以下(20kHz、@600W、8Ω)
●入力インピーダンス:100kΩ(シングルエンド)、200kΩ(バランス)、70Ω(CAST)
●入力感度:3.72V RMS(シングルエンド、バランス)、3.72mA RMS(CAST)
●入力端子:バランス(XLR)、シングルエンド(RCA)、CAST(4pinバヨネット)各1
●スピーカー出力端子:1系統
●消費電力:260W(スタンバイ時)、410W(アイドリング時)、3800W(最大)
●外形寸法:W439×H248×D518(※560) (mm) ※突起含む
●重量:61.1kg
●外装フィニッシュ:SILVER またはBLACK
※改良のため仕様は予告なく変更することがあります。(2006.10)

Evolution 600
MONAURAL POWER AMPLIFIER

REAR PANEL (SILVER VERSION)



KRELL

 

 

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