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KRELL SACD MKIII 


精緻なクラリティーと圧倒的な情報力で瑞々しく音楽を響かせる、
クレル”SACD MKIII” SACD/CDプレーヤー


その独創的な設計思想で“無限の智と力”をオーディオ機器に求め続けてきたクレルにとって、2.8224MHzの高速サンプリングと数十kHzに及ぶ広帯域を達成するDSDフォーマット=SACDは、膨大な情報量とエネルギーを引き出し得るプログラムソースとして、まさに格好の素材といえます。その広大な周波数帯域は、矩形波とトランジェントの再現能力において最もアナログに近いエネルギーをもつものともいえるでしょう。クレル”SACD MKIII” は、従来のSACD STANDARDのアップデートモデルとして、クレル独自のカレント・モード・トポロジーを搭載し、そうした能力の最も近くに位置するSACD/CDプレーヤーです。メカニズムには、シングル、デュアル、ハイブリッドのすべてのSACDディスクのステレオ/マルチチャンネルと、CD、CD-R、CD-RW、さらにMP3、WMAフォーマットのディスクにも対応する最新のトランスポートを搭載。新設計の筐体構造がトランスポート部を空気振動と機械的振動からアイソレートしセンシティブな高周波信号の相互干渉を排除します。電源部には一般的なソース機器の十倍もの容量を持つ大型トロイダルを擁し、トランスメカニズム系、デジタル系、アナログ系にそれぞれ独立したレギュレーテッドパワーサプライを設けてクリーンで強力な電流供給能力を得ています。” SACD MKIII”が再現する精緻なクラリティーと圧倒的な情報エネルギーは、音楽に瑞々しく力強い感動をもたらします。


[ シャーシー・イン・シャーシー構造が実現する静粛精緻なディスクドライブ ]

シャーシー・イン・シャーシー構造というデュアル・シャーシーによってディスクトランスポート・メカニズムを機械的振動と電気的干渉から完全にアイソレーションし、低ジッターで高い精度の信号処理を行なえるメカニカルデザインを投入。トランスポート・メカニズムにはSACD用に650nmの短波長赤色レーザーとCD用に780nmの赤外線レーザーの二つのレーザーダイオードを持つリアル2レーザーピックアップを搭載し、優れたトラッキング性能を得ています。電源にはデジタル系/アナログ系に独立した多段レギュレーターと大型トロイダルトランスを採用し、低ノイズで強力な電流供給を実現。ハイクォリティーな圧倒的ダイナミックインパクトを現実のものとしています。



[ 音の品位を極めたDACセクション ]

SACD MKIIIのL/Rチャンネルを含む全アナログ出力6チャンネルに、マルチビット方式とΔ-Σ方式を融合したアドバンスド・セグメント方式採用の高性能2チャンネルオーディオDACチップPCM1738を三個搭載しダイナミック・レンジ117dB,THD+N 0.0004%,SNR 117dBというすぐれた特性で高音質を達成しています。CDのマルチビット信号に対しては、上位6ビットと下位ビットを分離してΔ-Σ変調しD/A変換することでノイズ低減と精度の向上を図っています。SACDのDSD信号に対しては、SACDデコードに最も適したアナログFIRフィルターによってD/A変換します。



[ クレル・カレントモード・トポロジーによる高音質アナログ出力 ]

“クレル・カレントモード・トポロジー”、それは極めて広帯域でリニアリティーに優れた信号処理を行なうことのできるクレル伝統の電流モードで動作するアナログ増幅回路技術です。100kHzに迫る超高域まで伸びたSACDのオーディオ信号をまるごと再生しゆがみなく送り出すためには、D/Aコンバートした後のアナログ信号バッファーステージでの低歪みで高い精度の位相特性が要求されます。カレントモード・トポロジーはクレルのプリアンプでその優秀性を実証するもので、1MHzに及ぶワイドレンジを極めて低歪で増幅する能力をもちます。バランスL/R、シングルエンデッド・マルチチャンネルのすべてバッファーステージへの応用によって100kHz前後での位相の崩れは微塵もない高品位な出力を約束します。


[ SACDとCD、それぞれを最適に再生するフィルター・ファンクション ]

シンプルで機能性に優れた操作ボタンにSACDとCD、それぞれをソースの録音状態や再生条件に応じて最適に選べるフィルター・ファンクションを設けました。CDフォーマットの再生時には、そのデジタルフィルターに、コンベンショナルなカットオフ・スロープ特性(-3dB@21.5kHz)をもつ”Filter1”と、スローロールオフのカットオフ・スロープ特性(-3dB@20kHz)をもつ”Filter2”の2種類を用意し適宜切り替えて楽しめます。
また、SACDフォーマットの再生時には、4種類のアナログFIRフィルターを装備。帯域特性を変化させると同時に出力ゲインが連動して変わります。”Filter1”は最もスローロールで帯域の広い特性。180kHz(-3dB)まで緩やかにロールオフし、出力ゲインはCDフォーマット再生時と同レベルに維持されます。”Filter2”は最も急峻な75kHz(-3dB)のロールオフ特性を与えるフィルターで、+0.5dBのゲインを持ちます。”Filter3”は次に急峻な80kHz(-3dB)のロールオフ特性を与えるフィルターで、+5.5dBのゲインを持ちます。”Filter4”は3番めに急峻な90kHz (-3dB)のロールオフ特性を与えるフィルターで、+3.5dBのゲインを持ちます。


[ 機能性に富むリアパネル・ファンクション ]

SACD MKIIIのリアパネルにはXLR端子によるメインチャンネルL/RのバランスとRCA端子による5.1チャンネル・マルチ・シングルエンデッドの各アナログ・オーディオ出力と、トスリンクとRCA同軸の各デジタル・オーディオ信号出力のほか、電源のリモートON/OFFを可能とする12V DCトリガー入/出力端子、クレストロンなどのタッチパッド・システムコントローラーとつなぐためのRS232コネクターの二つのコントロールポートをご用意してシステムアップに備えています。また、新たに暗がりでもほのかに光る蓄光式タッチパッド・赤外線 リモートコントロールを付属。リモートコントローラーからの受光を本体のフロントパネル側で行なうかリアパネル側で行なうかを切り替えるスイッチも設け、設置場所を選ぶことなく快適なリモコン操作が行なえます。



< black version >

 
< rear panel >


KRELL SACD MKIII
[ 主な仕様 ]


●トランスポート:ドロワーローディング、リニアドライブ・2レーザーアッセンブリー、アイソレーテッド・メカニズム
●周波数特性:20Hz〜20kHz,+0dB/−0.5dB
●SN比:105dB(A-WTD)
●歪率(THD):20Hz〜20kHz -82dB
●消費電力:50W
●アナログオーディオ出力:L/Rバランス(XLR)、5.1chシングルエンデッド(RCA)
●デジタルオーディオ出力:同軸S/PDIF、トスリンク各一系統
●リモート・コントロール機能:赤外線ワイヤレス(フロント/バック切り替え可),12VDCトリガー入/出力1系統,RS-232リモートコネクター
●寸法:幅440mm×高さ145mm×奥行き419mm
●重量:11.4kg
●外装仕上げ: Silver またはBlack
*仕様は予告なく変更することがあります。(C)2008.6)
●価格: KRELL SACD MKIII (SACD/CD Player) \980,000(税別)