
Krell LAT‐1
Lossless Acoustic Transducer スピーカー
Krell Lossless Acoustic Transducer (クレル・ロスレス・アコースティック・トランスデューサー)LAT-1スピーカーは、これまでのオーディオ伝送方式の限界を打ち破るKrell
CAST
テクノロジーによってもたらされた圧倒的なピュアリティーと高S/N、ワイドバンドワイズの音楽信号を、細大逃さず極めて忠実に現実の音へとファイナライズするために開発されました。緻密な分析と計測によって設計された回折と蓄積作用を発しないキャビネットは分厚いアルミによって構成され、通常使用される木のキャビネットに比べてオーディオ帯域において優れた共振ダンピング特性とリジットでびくともしない安定性を誇ります。
音楽の息吹をしなやかに、そして鮮やかに再現するクレルならではの音の世界を完成させる初めてのスピーカーです。
キャビネット構成
1インチ〜1.5インチの厚みを持つアルミキャビネットは曲線で構成。その内部においては一切平行面を持たせず、吸音材なしで固有の定在波を全く発生させません。また、外部においては、滑らかな曲面が高域の回折を防ぎます。
内部にはさらに、1/4インチのアルミを曲げ加工した中高生用のサブ・エンクロージャーが収められたいます。この内側には鉛板と吸音材を貼り合わせ不要共振を徹底排除。
また、22Hzにチューニングされたベース・ローディング・ポートはフレアーな開口とした上で3分割することによって風きり音を追放しています。
ユニット構成
システムは、三つのウーファーの上に2つのミッドレンジで仮想同軸状に挟んだトゥイーターを配置し、優れた位相特性と広いサービスエリアを獲得。
トゥイーター:25mm口径ボイスコイルを有する25mm口径のユニークなリング・ソフトドーム。中央にはウェーブガイドと称するフェーズプラグが装備され、50kHzに及ぶ再生帯域を滑らかで位相の乱れなくカバーしています。
ミッドレンジ:15cm口径x2。パルプとカーボンのコンポジットによるダイヤフラムは成型の後六つに切り分けられ再び接合するという特殊加工によって、軽さ、強靭さを併せ持ちながら分割共振を一切発生させません。また、ロングボイスコイルとスムーズで適切なダンプ力を持つサスペンションによって極めてリニアーなピストンモーションパフォーマンスを達成。フレームはキャスト・マグネシウム/アルミニウム合金。ビデオシールドされています。
ウーファー:カスタムデザインによる21cm口径のウーファーは、ミッドレンジ同様パルプとカーボンのコンポジットによるダイヤフラム。1インチものリニア・ピストンモーション・ストロークを実現し反応の早い重低音を生みます。フレームはキャスト・マグネシウム/アルミニウム合金。ビデオシールドされています。
クロスオーバー
クロスオーバーは低/中/高それぞれに分割された専用基板で構成されています。基板は1/8インチ厚の分厚いガラス/エポキシ、幅広肉厚の銅のトレースを採用。低マイク効果、低抵抗、低インダクタンス、そして高電流供給能力をもっています。
低/中クロスポイントは、300Hz。ローパスは6dB/oct.、ハイパスは
6dB/oct. と18dB/oct.@150Hzの複合。
中/高クロスポイントは、2.9kHz。ローパスは6dB/oct.、ハイパスは
6dB/oct. と18dB/oct.@2.9kHzの複合。
ハイパスのそれぞれを6dB/oct. と18dB/oct.@1/2fcの複合特性とすることによって、クロスオーバーでの位相整合を確保しながら、同時に低域カットを強化し、パワーハンドリング能力を上げています。
ネットワークに使用されているインダクターは全て高純度OFCによる空芯構造。中でも最大のコイルに使われた線材の太さは10ゲージ(直径2.6mm)、その外形直径は130mmに及びます。
全てのキャパシターはWIMA製完全密封ポリプロピレン。しかも低容量のものをパラレルに複数使用することで、インダクタンスとレジスタンスを抑え、電流供給能力を高めています。
結果、得られるインピーダンス特性は極めてスムーズで4Ωのシステムインピーダンスと91dB/1m/1Wの高能率を獲得しています。
KRELL LAT‐1
主な仕様
感度:91dB@1m/1W
クロスオーバー:300Hz,2.9kHz
インピーダンス:4Ω
外形寸法:318Wx1387Hx356D(mm)
重量:113.6kg
2000年12月発売
*仕様は改良のため予告なく変更することがあります。 (2000年11月)
|