PHONO CABLE (G6)

PHONO CABLE (G6)

ターンテーブルからの微小信号を高S/Nで伝送するTRANSPARENT(トランスペアレント)フォノケーブルには、
「Plus」「Super」「Ultra」「Reference」の4つのクラスがラインナップされています。
「Plus」はシングルエンドタイプのみ、「Super」以上はシングルエンドとバランスの2タイプがあります。
シングルエンドタイプの端子は、RCA → RCA、または、DIN → RCA。
バランスタイプの端子はXLR → XLR、またはDIN → XLR。
いずれもケーブル長は1m、1.5m、2m、3mの4種類となっています。

カートリッジの極小信号を精確に伝送するために、特にフォノケーブルに求められるのは、格段に高い外来ノイズのブロック能力と、電気的共振の排除能力。その二つのファクターを独自のオーディオケーブル技術で達成してきたTRANSPARENT伝統の技が、極めて微小な信号を扱うフォノケーブルにおいて絶大な威力を発揮します。

●高S/N を達成する技術

オーディオケーブルは、目に見えないさまざまなノイズに晒されています。空調機器、照明、コンピューター、電波などの高周波ノイズ、静電ノイズ、電磁ノイズの輻射や電源ラインからの混入によってケーブルに流れるオーディオ信号に副作用を与えます。それは、微小信号を汚しハーモニクスの情報と空間情報を喪失させ、高域の強調感やざらつきといった音質劣化を招きます。
TRANSPARENTフォノケーブルは、徹底したシールドと信号線のツイスト構造による静電ノイズへの基本的なノイズ対策と併せて、通常は対応が難しい電磁ノイズ対策に、100kHz までの音楽信号だけをストレートに通し、音楽信号と関わりのないそれ以上の帯域の電磁ノイズを除去する高度なネットワークを搭載しています。音楽信号の帯域を、まったくリップルがなく均一な群遅延特性で伝送し、かつてノイズに埋もれていた音楽情報のディテールを余すことなく再現する理想的なフォノケーブルをTRANSPARENTは実現しました。

●非共振特性

ケーブルは、自身がインダクタンスとキャパシタンスをもつ電気的コンポーネントです。それらは一種の共振回路として作用し、共振周波数は、一般に音楽にとって最も重要な帯域である1.5~2.5kHz 近辺に現れます。それは、前後2オクターブにわたって影響を及ぼし中音域の音を汚す原因となります。TRANSPARENTフォノケーブルに搭載された独自のネットワークは、ノイズ低減に作用するばかりか、その共振点を中音域に害を与えない60~15Hz程度の超低域にまで追いやる効果をあわせもちます。
ケーブル、ネットワークの物理的な防振対策とあいまって、この電気的制振効果はケーブルから特異な色付けを取り去り、リアリティ豊かな深い音楽性を引き出します。このネットワークは、ケーブル長に応じた時定数の厳格なマッチングがとられています。
こうした優れた技術を基に精巧な組み立て工程を経て製造されるトランスペアレント・フォノケーブルは、その極めて高いノイズ低減効果と非共振効果によって、微細音のより深い再現力と楽音の精確な時間的・空間的表現力を実現し、ダイナミックスとエネルギーを余すところなく伝送する高い能力を獲得しています。


REFERENCE PHONO CABLE

Reference Phono Cable

OPUS PHONO CABLE(特注)

OPUS Phono Cable(特注)


※フォノケーブルのDINターミナルは、“ストレート”あるいは“ Lアング”が選べます。 また、Lアングルのケーブル引き出し方向は、下図A、B、C、Dのいずれかを指定できます。

PhonoCable-DIN_figure

PHONO CABLE (G6) Lineup

価格表

Plus Phono Cable (G6)

価格表

Super Phono Cable (G6)

価格表

Ultra Phono Cable (G6)

価格表

Reference Phono Cable (G6)
Ayon
bergmann
Boulder
Dan D’Agostino
finite elemente
FM ACOUSTICS
FYNE AUDIO
GRANDINOTE
MSB TECHNOLOGY
TRANSPARENT
ZELLATON