YVETTE

名器”Sophia”の系譜にウィルソンの最新テクノロジーを導入。ワンボディー・フロアスタンディング・スピーカーの決定的後継モデル”YVETTE”誕生。

Wilson Audioのフラッグシップモデル”Alexandria XLF”の開発によってその大いなる可能性が見出された”コンバージェント・シナジー・トゥイーター(CST)”を契機に、ウィルソンは、新しい時代を迎えています。”Alexandria”の系譜に位置する新進気鋭のスピーカー”ALEXX”と、代表的モデル”Sasha2”や最小のフロア型”Sabrina”、そして、今また、80年代初頭の記念すべき超弩級スピーカー”WAMM”を現代に蘇らせるために心血を注いで開発が進む”WAMM Master Chronosonic”プロジェクトなどとともに、今、ワンボディー一体型フロアスタンディング・スピーカーの名器”Sophia”が生まれ変わります。

”YVETTE”(イヴェット)の誕生です。

[ 最新・最強のドライバー群 ]
ウィルソンのフィロソフィーとも言えるマルチ・キャビネット・デザインによるコンセプトによって実現してきた音楽再生におけるダイナミックスと透明度を、シングル・キャビネットに凝縮して再現する、という大胆な発想によって成功をおさめた”Sophia”シリーズのコンセプトはそのままに、そのドライバー構成は全面的に新たにされています。Wilson-Yvette-Cove-1_web
●トゥイーター: ”Alexandria XLF”の開発でその新技術が確立され、次いで”Sasha2”と”ALEXX”に搭載されたたシルクドーム型”コンバージェント・シナジー・トゥイーター”(“CST”)のMkIIIバージョンを搭載。ミッドレンジ・ドライバーとのスムーズな繋がりを確保するために不可欠な、クロスオーバー・ポイント1.2 kHz付近までの下限周波数特性の伸びと、30kHz以上にも及ぶ超高域をカバー。徹底的に時間領域でのコヒーレント精度を追求した有機的な音響特性による圧倒的な実在感を再現するウィルソンの設計思想の最も進化したドライバーの一つです。
●ミッドレンジ: 中域音響はリアリズムの要です。世界有数のホールが聴かせるダイレクト音と一次反射、副次反射音との絶妙なコンビネーションの、ミリ秒オーダーの微細な音の重なりと広がりの精緻な再現がその重要なファクターとなります。ドライバーの俊敏性と歪みなど様々な要素の徹底的な解析から生まれ、Alexandriaや、MAXX、そしてSashaなど各シリーズなど、ほぼすべてのウィルソンに採用されてきた7インチ・セルロース/ペーパーパルプ・コンポジットのコーン・ドライバーを、”YVETTE”にも採用。複数のプラントファイバーなどを紙パルプに混合するユニークな振動板と強力な磁気回路が、分割共振を徹底的に排除したクリアネスと音楽の最も重要な中音域のリアリティーの再現に、極めて大きな役割を担っています。
●ウーファー: ”WAMM Master Chronosonic”プロジェクトでの優れたドライバーの一つ、10インチ・ウーファーを搭載。
ペーパーパルプのダイヤフラム、強靭な磁気回路をもつこのウーファーは最適化された”YVETTE”のエンクロージャーにマウントされ、ダイナミックなコントラスト、衝撃、スピード、そして音楽性の再現に大きく貢献しています。

[ エンクロージャー・アーキテクチャー ]
一見シンプルに見える“YVETTE”のワンボディー・キャビネットは、しかし、極めて複雑で有機的なアーキテクチャーによって構成されています。キャビネット全体の基本素材はレーザー振動計などの精密測定器を駆使して研究開発されたXマテリアルを採用。セルロースとフェノールの混成によって鋼鉄のような強靭な剛性を持ちながら付帯共振を極小に最適化したウィルソン最先端の複合材です。加えて、ミッドレンジ・バッフルにはそれとは別の、”Sasha”の開発によって得られたSマテリアルを組み合わせています。これは、剛性もさることながら、制振能力がより求められる中音域に特化した素材であり、極めてナチュラルな音質の実現を果たす重要な部材です。
キャビネット内には、それぞれのドライバーごとに専用のエンクロージャーが与えられています。トゥイーターは密閉型、ミッドレンジは”Alexandria XLF”や”Sasha2”などと同じリアポート型とし、ウーファーはバスレフ型としています。それぞれのドライバーの特質を最も有効に発揮させ、シームレスにブレンドするための巧妙な構成です。
また、トゥイーターとミッドレンジの各バッフル面は、ウーファーとのタイムドメイン特性の最適化のための絶妙な傾斜角が与えられています。そして、ウーファー自身のバッフルも、ミッドレンジに対してわずかに後方に角度を持たせ、中低域のつながりをより高めています。ウーファーのエンクロージャー内部は定在波を追放するために非平行面構造とし、さらに要所にブレーシング材を配備し、徹底的な不要共振排除に努めています。

[ タイムドメイン・パフォーマンス ]
ウィルソンの他の大型スピーカーに採用されている調整可能なモジュール方式は、その大きさから必要とされる様々なリスニング環境に呼応してタイム・アライメント制御を提供するためのものですが、”YVETTE”の小型単一キャビネットでは、典型的なリスニングルームのためのドライバーレイアウトと巧妙なエンクロージャー・アーキテクチャーによって、プロパゲーション・エラー(トランジェント・レスポンスに於けるドライバー間の伝搬誤差)を回避。タイムドメイン・パフォーマンスを高め、再生音における高調波純度とダイナミックスを著しく改善しています。

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[ Specifications ]

●トゥイーター: 1 inch シルクドーム, Xマテリアル密閉
●ミッドレンジ: 7 inch セルロース/ペーパーパルプ・コンポジット・コーン, Xマテリアル・リアーベント・エンクロージャーwith Sマテリアルバッフル
●ウーファー: 10インチ (25.4 cm) ペーパーパルプ・コーン, Xマテリアル・リアーポート
●感度: 86dB @ 1W/1m @ 1 kHz ●公称インピーダンス: 4Ω (最低: 2.94Ω@ 90 Hz) ●周波数特性: 20 Hz-25 kHz +/- 3 dB
●外形寸法: 33.66W×104.14H(wo/spikes)×50.92D (cm) ●重量: 79.38kg(1台当り)
※カラーバリエーション: スタンダードカラー5種(Galaxy Gray, Obsidian Black, Argento Silver, Desert Silver, Titanium Brown), アップグレードカラー11種

YVETTE

FM ACOUSTICS
TRANSPARENT
Ayre
finite elemente
Wilson Audio
Dan D’Agostino
MSB TECHNOLOGY
EXOGAL
bergmann
lumen white
Ayon