SELECT DAC

SELECT DAC

D/Aコンバーター

MSBテクノロジー
DSD256x,PCM384kHz D/A コンバーター
SELECT DAC

MSBテクノロジー社のフラッグシップモデルSELECT DACは、幾世代にもわたって深化を遂げてきた独自のディスクリート・サインマグニチュード・ラダーDAC方式、超低ジッターFEMTOクロック機構、優れたヒートシンキング構造など、これまでMSBが培ってきた優れたフィーチャーを現代最高峰のレベルに押し上げます。核となるDAC心臓部には、これまでのMSB VシリーズのトップモデルDiamond DACを格段にSelect_Connect-Diagram上回る新開発のHybrid DACモジュールを8基搭載。L/R総計16チャンネルともなるパラレル構成のDACを、一切オペアンプ使用しないディスクリート仕立てとし、高スルーレートの極めて高い電圧/電流駆動能力を実現。その実力はハイエンドプリアンプをも完全に凌駕し、パワーアンプダイレクト・ユースをかつてないクォリティーで現実のものとします。勿論、サンプリングレートは、現在最高峰のフォーマットとされる11.2MHz(256倍)までのDSDと384kHz/32bitまでのPCMに完全対応。その圧倒的レゾルーションと高S/N、高音質は、まさにD/Aコンバーターの極致と言えるでしょう。

[ アーキテクチャー ]SELECT-DAC_Image_2_1200x800

SELECT DACの筐体は、本体/電源ともに、分厚いアルミブロックを丹念に削り出したモノコック仕様。そしてそのメカニカル・アーキテクチャーは、必要なファンクションをカスタマイズすることができるフレキシビリティーを持つモジュラー方式によって構成されています。

SELECT-DAC_Inside_Image_1200x800
入力モジュールは、同軸/光、AES/EBU、MSB 独自のインターフェースPRO I2S、DSD256X(11.2MHz)にまで対応するUSB、そして、レンダラー入力などの多彩なデジタル系と、2 番目のアナログ入力の中から4系統を自在にカスタマイズすることが可能です(標準装備2系統、オプション追装備2系統)。
標準アナログ出力モジュールはボリュームコントロール機構を内蔵したバランス仕様またはシングルエンド仕様が選択可能。また、オプションの選択肢には、バランス+シングルエンドのスペシャルモジュールも用意されています。

DACの精度を左右する内蔵の超低ジッターFEMTOマスタークロックは、標準仕様としてGalaxy FEMTO 77 Clock (ジッター性能77フェムト・クロック) を搭載。オプションで、世界最高峰のジッターレベルを誇るFEMTO 33 Clock(ジッター性能33フェムト・クロック)へのアップグレードも可能としています。

Femtox2

Galaxy FEMTO 77                                 /                                             FEMTO 33

電源ユニット(パワーベース)は本体とは別筐体となっています。
・標準: “Dual output Select power base” (1台でデジタル系/アナログ系の2系統を分離DC供給)
・オプション: “a pair of Single output SELECT Power Bases”(デジタル系/アナログ系の2系統を2台で分離DC供給)

[ 究極のマルチビットDAC ]HybridDAC2

MSBはD/A変換の理想的なスタイルとして徹底的にラダー型マルチビット方式に拘り続けています。それは、量子化されたデジタルオーディオ信号の各レベルに対してストレートにアナログ変換セグメントを呼応させるため、⊿∑変調やノイズシェービングなど余分な信号処理を必要としない最も根源的で的確なDAC方式であるためです。Select_Open_Top_trimしかもSELECT DAC には、その最進化形である、ディスクリート・サインマグニチュード方式をベースとした最新の2チャンネルHybrid DACモジュールを8基搭載。マルチビットで発生しやすい全ビット列の1と0が反転する際のゼロクロス歪みを根源的に回避すると同時にDiamond DAC V をさらに4bitも上回る分解能、マルチビットにおける究極とも言える「真」の28.5bitレゾルーションを達成。-90dB入力信号に対してのS/N+Distortionレベルは実に83.44dBを達成。これは、ダイナミックレンジ換算で173dBという驚異的な値となります。Select-90db-Graph__
また、その出力は、一般的なマルチビットDACが電流出力をI/V変換し、DCコレクション回路とアナログフィルターなどの補償回路を経由して出力するのに対して、ディスクリート・ロジック/抵抗素子をDACモジュール内に搭載することで補償回路なしでダイレクトに電圧出力。実に1,000V/μsecを上回るハイ・スルーレート、最大7V rmsという高純度ハイパワー能力を実現しています。

[ 超高速DSP信号処理 ]

・デジタル信号処理は、超高速DSPによってMSelect-Open-Top_5698_trimSB独自の音質に優れた32倍80bit演算のアドバンスド・オーバーサンプリング・FIRデジタルフィルターリングが行なわれます。

・リ・クロッキング機能: MSBのPRO I2Sインターフェースを使用すれば、DACからトランスポートにマスタークロックを供給し、それに同期してD/A変換を行なうためきわめて精確で低ジッターとなりますが、それ以外の場合にも同じように精度を高く保つため、入力信号にはリ・クロッキングをかけることが可能です。リ・クロッキングとは、入力データを一度バッファーし、データのみをDACの高精度マスタークロックに同期処理する方法です。これによって、DACの低ジッター性能が最大限に生かせます。
※リ・クロッキングはON/OFF可能。バッファーはFIFOメモリー回路のため約0.5秒の遅延が生じます。音楽ソースでは問題にはなりませんが、映画などでリップシンク調整が執り切れない場合には、この機能をVIDEOモードとすることでOFFにできます。
※MSB独自の高精度PRO I2Sインターフェースとは:
PRO I2Sを装備したMSBトランスポートとMSB DAC間をCAT6LANケーブルで接続。トランスポートからDACにデータ信号とビットクロック、ワードクロックをシリアルバス・データで送り、DACからは高精度マスタークロックを送ってトランスポートを完全同期させる超低ジッター方式です。また、相互のグランドをフローティングし、ノイズの影響をシャットアウトしています。I2S

[ 最大許容デジタル入力レート ]

・PCM: 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192, 352.8, 384 (kHz) [全デジタル入力/24ビット,PRO I2S/32ビット]
・DSD: 2.8MHz(64x), 5.6MHz(128x) [全デジタル入力MSB UMT接続時/USBはDoP及びASIO Native],
11.2MHz(256x) [USB;ASIO Native]

MSB_TiberiumCry_BlackBackImg_wh[ 超低ジッター・クロック ]galaxy-gold-pocket-watch

そして、これらを制御するマスタークロックには、あらゆるDACクロックの常識を決定的に上回る、極限の精度単位FEMTO sec.(フェムト秒)にまでジッター値を極小化したMSB独自のモジュールを採用。
これまで、DACクロックのジッター値はpico sec. (ピコ秒)の単位で取り沙汰されていたのに対し、その1,000分の1、絶対値では10の-15乗(1,000兆分の1)というFEMTO sec.(フェムト秒)の単位にまでジッターを減少させることに成功したのです。galaxy_TIE-graph
ジッターとは、クロック信号を短い数個単位で見た時の時間軸上での微細なタイミングの揺らぎです。右はその概念図です。クロックが僅かでも揺らぐと、D/A変換の時々のタイミングは微妙に変化し、その結果、復調したアナログ信号には非高調波歪みが加えられます。その歪みは、周波数が高くなるほど、また信号レベルが小さいほど顕著に現れます。非高調波歪みは例えそれがごく僅かであったとしても自然界には存在しないため、アナログ音楽信号のハーモニクスと音場情報を不自然に歪めてしまい、場合によってはデジタル特有の「ハーシュ」な響きを生み、聴感上の不快感を煽ります。

一方、クロック周波数精度とジッター値とは別物であることも理解しなくてはなりません。精度の優秀さをいくらppm単位で誇ってもジッター値が良くなければ正確なD/A変換は望めないのです。また、クロック単体としての精度が幾ら良くてもDACとの物理的距離が長くなれば、その伝送路でジッターは悪化します。
MSBは、同一筐体内のDACに対する最短距離となる位置femto33-phase-noise-diagramsに高精度低ジッターのマスタークロックを配置することで本来のその性能を遺憾なく発揮させています。
右図は一般的に高精度とされる水晶発振子とTCXO、MSBの Galaxy FEMTO 77 Clock、とFEMTO 33 Clockという四通りのクロックの比較グラフです。ジッター量は、クロックの中心発振周波数に対して付随的に側帯域に発生する位相ノイズの大きさに比例します。図が示す通り、MSB FEMTOクロックの圧倒的優位性がお分かりいただけることでしょう。
MSBのマスタークロックはモジュール化されています。
標準モデルではGalaxy FEMTO 77 Clockが搭載され、アップグレードオプションとして更に高精度のFEMTO 33の装着も可能です。

< Galaxy FEMTO 77 Clock > ※標準Femto
SELCT DACに標準搭載されているのは、< Galaxy FEMTO 77 Clock >。
そのジッター値は実に77 FEMTO sec.(0.077 Pico sec.)を誇ります。

< FEMTO 33 Clock > ※オプション
また、このクロックは、さらに低ジッター値33 FEMTO sec.(0.033 Pico sec.)を実現する最高峰の< FEMTO 33 Clock > へのアップグレード搭載も可能としています。

 

[ POWER SUPPLY ]SELECT-DAC-PowerBase_Inside_Image

SELECT DAC 本体と同サイズで、スタックしてバランスよく配置することのできる専用セパレート電源です。
標準仕様モデルは、SELECT-DAC_“Dual output Select power base”。1台でデジタル系/アナログ系2系統分離DC供給します。

整流・定電圧回路は、もちろんアナログ・リニア構成とし、整流素子には超高速シリコン・カーバイド・ショットキー・ダイオードを採用。真空管動作に近いこの素子は、高効率で大電流を安定して取り出せると同時に、ターンオン/オフの瞬時性に優れ、一般の整流素子につきもののオフ時のリカバリー逆電流の発生とそれに起因するノイズを大幅に低減させています。

個々に電磁シールドが施された6個のトロイダルトランスを搭載し、アナログ回路用にプラスとマイナス、デジタル回路とクロック回路専用に独立させた極めて精緻で超低ノイズを実現するパワーサプライです。
勿論SELECT DAC本体側には、セパレート電源とは別に各回路に対するローカルレギュレーターが装備され更に低ノイズ化と安定性を獲得しています。

また、オプションモデルとして、“a pair of Single output SELECT Power Bases”をご用意。デジタル系/アナログ系の2系統を2台で分離DC供給するという贅沢な仕様で、まさにこれ以上は望めない超高S/Nを達成しています。

Select-Rear-View

 

[ Specifications ]

●入力: 4系統(A~D)のスロットに同軸/光、AES/EBU、PRO I2S(2系統)、Quad Rate USB、レンダラー入力などのデジタルと、2番目のアナログ入力を装備可能
●許容デジタル入力:
[PCM] 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192, 352.8, 384 (kHz) [全デジタル入力/24ビット,PRO I2S/32ビット]
[DSD] 2.8MHz(64x), 5.6MHz(128x) [全デジタル入力MSB接続時/DoP及びASIO Native]
11.2MHz(256x) [USB;ASIO Native]
●アナログ出力レベル: 3.5V rms (XLR), 2.8V rms (RCA) ※0dBポジション
●出力インピーダンス: 75Ω
●ボリュームコントロール: 0~106 (ステップ:1dB)
●ダイナミックレンジ: 173dB(28.5有効ビット)
●アナログXLR出力極性: Pin 1 = Ground, Pin 2 = Hot, Pin 3 = cold
●電源: 100V AC, 50/60Hz
●消費電力: 70W, 1W以下(スタンバイ時)
●外形寸法/重量: 本体,電源各445W x 89H x 445D (mm) / 本体16kg,電源21kg
●付属: MSBアルミリモコン
●外装カラーフィニッシュ: Matte Black、Matte White、Champagne、その他カスタムカラー。

※仕様は予告なく変更される場合があります。

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